モノクロ写真から想うこと

 最近、モノクロ写真にハマっています。カラーで綺麗に撮れるのになんでみんなモノクロ写真で撮るん?とずっと思っていましたが、何となくyoutubeを見ていると

・まきりな「スポット測光で撮る モノクロ森スナップ SIGMA fp / 45mm F2.8 DG DN」

・大門美奈 氏による「写真家が語る『物語を伝える』写真のつくりかた」モノクロ写真

などの動画を見る機会があり、モノクロおもしろそ〜となりました。まきりなさんや大門さんみたいにはもちろん上手に撮れないのですが、色々とチャレンジしてみようと思えました。

ここからはちょっと真面目な話。

 写真撮影と建築設計は似ている部分も多いように思います。写真の構図は建築の骨格。写真の現像作業は建築の詳細図作成。自身の圧倒的な語彙力の低さにより誤解を招く表現かもしれませんが、ただそう感じています。写真映えする事を優先して撮った写真だとチープになり、見つけた美しさをよりわかりやすくするために撮った写真だと感動を覚えます。そこも建築設計と似ていると思います。

 コロナ前ですが、市内の中学生の職場体験ということで生徒たちに自分の家を設計してもらった事があります。計画地は眺望の良い空想の場所でしたが、同じ計画地なのにさまざな面白い計画を行なっていてこちらが勉強になりました。その面白さを表現できる骨格と現実なものとするための図面作成。そこができればみんな素晴らしい建築家になれるんじゃないかと思った事があります。

 その建築にとっての「面白さ」とは写真の世界では「見つけた美しさ」と同じように思います。そのアンテナを常に広げておくと建築にとっての面白さに気付く感度も上がるのではないかと考えています。

 このような長い文章にしておいてただ思うことは「sigma fp欲しい〜!」です。家族会議を根気よく行なっていきたいと思います。

 

 

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  1. GW

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