お決まりルーティンとなった事務所近くの周遊散歩をしていると梅がこれから咲くぞ〜てなっているのを見つけました。普段はそこに梅があることさえも知りませんでしたが、こうやって花が開いてくると目がいきますね。

 最近、寒さに負けて散歩を延期していましたが、今年もシニアのサッカーに参加する事を決めたので少しでも運動をしようと頑張りました。

 先日ですが、嬉しい事がありました。事務所を戸締りして帰るときに郵便物をチェックしていると静岡県浜松市の方からお手紙が。差出人は昔自分の事を応援していてくれた方で平塚競技場でのデビュー戦の事や、サッカー引退後もこうやって設計事務所を開いて頑張っているという事を知り、これからも応援していますという大変嬉しい内容でした。また同封されていた懐かしい自分のJリーグカードにサインのお願いも・・・・、久々のサインで手が震えました(笑)

 お礼のお手紙を書きながら当時の事を思い出しました。ベルマーレ平塚のサッカー選手として19歳でデビューし、名古屋グランパス相手に2ゴールを決め将来を有望視されましたが、その後は思った活躍が出来ずに22歳で戦力外通告。トライアウトを受けましたが、J 1,J2チームからのオファーはなくそのまま引退。

 その後は専門学校で建築を学び1級建築士を取得後に設計事務所を開設。そして今年で開設して早いことに10年が経ちます。

 建築とサッカーは全く違う分野だと思われますが、自分にとってはサッカーで学んだ事が今でも建築に役立っています。うまくこれまた語彙力のなさで表現ができませんが、今でもサッカーやってて良かった思うことが度々あります。

 勝負の世界では必ず勝ち負けがつきます。その勝ち負けに時間軸を取り入れると、試合の勝ち負けにこだわるよりもその試合で自分が何を感じ、何が経験となったのかの方が勝負より重要になってきます。もちろん勝つ事も重要です。小学生の時の中国大会優勝や、Jリーグに入るきっかけにもなった春の高校中国大会で広島県の強豪校である皆実高校に勝った事などは今でも自分の頑張れる糧となっています。ああいった喜びを経験しているからこそ頑張れるんだとも思います。ただ、自分の人生を決定づける選択や気持ちを突き動かすものはJ 1→J2に落ちた時の悔しさや、国体での初戦敗退などの経験から来るものも少なからずあるという事です。勝負には先があるということ。これはサッカーから学んだことです。

 今はサッカーをする際は怪我をしないように。また相手にも怪我をさせないようにと思いやりのあるサッカーをしていますし、求めてもいます(笑)昨年はもも裏の肉離れを経験しました。今年は体重も落として怪我しないように楽しみたいと思います。

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