日常

 写真を撮ったり散歩したり、家族でご飯を食べたり子供の喧嘩をなだめたり。そんな日常がとても大事なんだとここ最近強く思います。ニュースを見ているとこんなにも簡単に日常が壊されていくのかと痛感させられたからです。

 ニュースを見ていると現状がどんどん悪化していくばかりで全然良い方向に進んでいないように思います。最近はニュースを見ないようにしています。

 普通、街で殴り合いの喧嘩をしていると理由はわかりませんがとりあえずみんな止めに入ります。ですがお互いがナイフを持って殺し合いをしているとなると話は別で止めに行くのにも勇気が必要です。自分でもそうなると警察に連絡し止めてもらいます。少しでもお互いが怪我をしないようにと思うからです。

 ロシアとウクライナ。この殺し合いを仲裁する警察の役目が誰もいません。それどころか各国は上等なナイフを与え、見守っています。もちろん頭の良い方達がそれが最善だと思い行動に移しているんだとは思います。ですが、本当にそれで良いのでしょうか?どちらかが死ぬまでこの戦いが終わらないのであれば戦争に勝って一時的にどちらかが優位な立場になったとしても世代を超えて憎しみが引き継がれ100年後も200年後も憎み合いは続く事になると思います。

 まずは止めること。これ以上、悲しみ、憎しみを増やさないで欲しい。止めることに集中して欲しい。これは当事者に求めても無理な話です。そして止める事に武力を使っては意味がありません。交渉し、政治的に止めてほしい。

 残念ですが、そのような行動に誰かが移しているとは思えません。ここまでくるともう出来ないのかもしれません・・・。

 感情に判断を任せてしまっては良い答えは出て来ません。今こそ停戦交渉に世界中の各国が参加し、話し合いを重ねるべきだと思います。国家の成り立ちの違いや経済の優劣、そういった表向きの違いなどを通り越して人と人の話し合いで解決できることを祈っています。これから生まれてくる子供たちに伝える歴史としては第3次世界大戦ではなく第1回世界平和協議として歴史に残して欲しいと思います。

 

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