どこまで手を加えるか

みなさん暑いですね〜

今日はちょっと真面目なおはなし

今年、自邸とするために中古住宅を購入し、フルリノベーション工事を進めています

どこまで既存を活かし、どこまでデザインを加えるか

すごく設計事務所としては楽しい部分です

リノベなんでどこまで手を加えるかの範囲が分かりやすく、工務店さんに自分のデザインの手法のような話をよくしていたので

この際、自分でもブログでまとめておきたいなと思い、パチパチキーボードを叩いています

自分がいつもデザインする時に最も嫌うのは恣意性の高いデザインです

狙った感が出ている建物はちょっと嫌悪感が出ます

最近でいえばフランスで藤本壮介が設計した「L’Arbre blanc(白い木)」と名付けられた集合住宅です

もし興味があれば検索してみてください

嫌悪感が出ます笑 自分が芸術的センスがないだけだとは思いますが狙った感がありすぎて自己顕示欲のかたまりのような建築に引いてしまいました

じゃ自分はどうなのか

自分は2018年 ロシアW杯 日本vsベルギー でのこのゴール

こんなデザインをしたいと考えています

ベルギーキーパーが本田の蹴ったコーナーキックのボールをキャッチしてからゴールを奪うまでの流れるような動きは恣意性の全くない美しいゴールです。自分は今でもこのゴールがベストゴールです

これは誰かによる作られたゴールではなく自然と生まれたゴールです

デザインも生まれるデザインでないと意味がないと思っています

どこまで恣意性を抜けるか。自分も少しでもその高みを目指してデザインしています。

よく自分は決められた形がないデザインですねと言われることがあります

それはその場で生まれるデザインを探しているからだと思っています

なぜこのような美しいゴールが生まれたのか?

ちゃんと日本の予選に伏線があります

このようにサッカーから学ぶ事は多く、自分のデザインでの核となっています

この暑さの中ですが、まだまだおじさんサッカー続けます!

クリエイターのみなさん、ぜひスポーツしましょー!

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