♯想う事
人が「住む」ための行動を助ける空間を「住宅」と考えると、今の一般的な「住宅」ではあまりにも寂しすぎると思います。いつの間にか決められた「住宅」という空間に、住まい手が従うような空間となっているからです。何が生活を豊かにし、平等に与えられた「時間」をかけがえのない「時間」とできるのか。それは光や風、空の色といった「自然の素材」といかに会話ができている空間となっているかどうかだと思います。そういった空間に人は継続して包まれると、より豊かな心が育ち、行動や考え方が変わり、充実した人生を送る事ができると考えます。少しでも多くの方に「住む」ことを再考していただき、共に答えを見つけ出すことができれば嬉しく思います。