またまた三笘の話になってしまいますが、三笘が所属するチームがプレミアリーグ(イギリス)のブライトンというチームです。三苫の試合をAbemaTVが再放送してくれるのでここ最近の2試合を見る事ができました。この試合を見て感じた事は、ブライトンというチームのサッカーが素晴らしいです。前線からのプレッシャーや自陣内でのワンタッチパスからのカウンター。しかも攻撃のイマジネーションを両翼の三笘(22番)とマーチ(7番)にまかせスピーディーで華麗な攻撃をしてきます。またその攻撃のバランスをとっているのがアルゼンチン代表マクアリスター(10番)です。この10番・・・バカうまい!マクアリスターを見るだけでブライトンの試合を見る価値があります。もっとボールに絡んでほしいのですがあの落ち着きで24歳です。三笘よりも歳下・・・。まじかっ・・。他にもボランチのカイセド(25番)。この人に注目して試合を観れば、サッカーの試合90分をどのように動かすべきなのか勉強できます。とにかく観てて楽しいサッカーをしています。
このサッカーを体現させているのが就任してわずか1年のイタリア人監督デゼルビ氏です。信じられません。是非日本代表の監督に来て欲しい!勝手に日本代表に置き換えると、ワントップに上田綺世、両翼を三笘と久保(ドリブルするところがマーチに似てる)、マクアリスターのポジションに鎌田(シュールに仕事する)。なんだか日本代表がワクワクして来ます。ただカイセドの代わりがやはり見当たりません。あんな選手はなかなかいないのでビッグチームに移籍するかもしれません。
ここ最近サッカーを見てなんとなく予想する事がことごとく外れます。ワールドカップ前はある程度予測できていたのですが、最近は驚かされる事が多くなって来ました。サッカーが大きく変わって来ているのかもしれません。三苫のキックを見ると股関節から足を振るキックをします。このキックをすると内転筋を痛めたり、精度が悪くなるイメージがありました。子供達にもやらない方が良いキックとして伝えて来ました。ですが、三笘の活躍を見るとそんな事はどうでも良くて好きなようにボールを蹴っています。もう子供達に伝える事は自由にやっていい!これだけです。サッカーというのは自由を表現するスポーツだと思っています。メッシの誰にも止められないドリブルや、デルピエロの芸術的なシュート。そういったものが人々の心に自由を感じさせてくれます。固定概念を壊すプレーです。三苫のドリブルやワンタッチで振り向きながら相手を抜くプレーにそんな境地を感じさせてくれます。
次回の試合は3/12。三笘がんばれ〜!