思うこと 2

 ニュースで山上容疑者の背景が分かりつつあります。宗教にはまり込んで団体に多額の献金・・。家庭崩壊と人生崩壊。恐ろしいと思いました。そんなことがあるなんて。自分がまだ子供の頃にオウム真理教が高学歴の若い人を勧誘し、当時親が連れ戻すみたいなニュースを見たことがありますが、子供ながらなんでこの人はこんな宗教を信じたんだろうと不思議でなりませんでした。さすがにここまで歳を重ねてくると彼は〇〇。あの人は〇〇。と周りから聞くようになりましたが人が信じるものは自由なのでそんな変わった目で見ることはありませんでした。ただ今回のような自分の人生のみならず身内まで崩壊させてしまうような宗教っていうのは怖いな〜と思いました。インドに旅行に行った時に君は日本人か?と聞かれた後に君の信じる宗教はなんだ?と聞かれた時はびっくりしました。こんなこと日本では聞いた事もないし、聞かれたこともありませんでした。

 日本では宗教というものは何か違う世界のように感じてしまいますが、当たり前のように初詣には行くし、お盆には墓参りにも行きます。ですが、神道や仏教についてはあまり分かりません。何も信じていないかと言われるとそうでもなくてサッカーのピッチに入る時には必ず空に向かってこの場所に立たせてくれてありがとう!って思うようにしていました。いつ頃から始めたかは覚えていませんが、きっと海外の有名選手の真似をしていたんだと思います。でもそれから寝る前には必ず「今日も一日無事に過ごせました。ありがとうございます。」って頭の中で思う習慣は今でも変わっていません。感謝する人には感謝できるようなことが多く起きるような気がして自分の中にしっかり潜む煩悩が継続させていると思います。笑

 子供たちに宗教って何?聞かれてもどう答えれば良いか、また宗教と人生の関係性みたいなことをなんて言えば良いか分かりません。ただ明らかに日本では宗教に対しての思考が育っていないように思います。もうこのような悲しく、切ない家庭崩壊が起こらないことを祈っています。

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