今年は元旦から能登半島地震、翌日には航空機事故が起きました。
そして今回の地震による被災者の避難場所での映像は阪神淡路大震災の時から何も変わらないダンボールで仕切られたスペースでのザコ寝姿。そしてこんな30年変わらない現状を作った日本のリーダーは、倒壊した家屋の下敷きになって安否不明になっておられる多くの方々がいる中で、テレビで総裁選への意気込みを語ったとの事。実際の映像を見ていませんが、なんとも悲しくなりました。
でもこの現状を政治家に怒りをぶつけるのはやはりダメだと思います。大切なのはこの現状を作り上げた自分たち一人一人の責任でもあるという認識だと思います。
・・・ですが、そのような事を言ったとしてもこの漂う閉塞感はなんなのでしょうか・・・。
誰が得をして誰が損をしているのかはっきりさせれば少しは住み良い社会になるのでしょうか?
損得勘定は単純で社会に訴えやすい視点ですが、同じ社会に生きる住人なのにきっぱり境界線を作ってしまうので却下。誰かを責めたり変えたところで歴史が繰り返すだけ。
では誰もが住み良い社会とはどのような社会なのでしょうか?
そんな事を少しづつ意識して考えていく時期が来ているのかもしれません。
もしくは自分が年末に「進撃の巨人」読破、年始は「VIVANT」いっき見で少し思考がやられたのかもしれません。ただ想うのは他者を思い遣る心を磨いていかなければならないという事。
今年は「仁」をテーマに精進しようと、今決めました。
今年も皆様にとって素晴らしい一年となりますように!
本年もよろしくお願い致します!